使うもの
これから紹介するものは、D&D以外は基本的にDriveThruRPGで入手した英語のPDFを、グーグル翻訳を使って自分で編集して作成しています。
dungeon master’s guide
第1章にシナリオの作り方が散りばめれているので、それを見ながら大事件、シナリオと町、キャラクターのベースになる部分をこの本を使って作ります。
iron sworn
超お得！無料でダウンロードでき、キャラクターから場所・戦闘などの幅広い範囲を行うランダムテーブルが揃っています。アイアン・スウォーン以外のシステムにも使え、ソロRPGにもランダムテーブルが豊富です。ここに載っているランダムテーブルを基本的に活用する。
motivations card set
このセットは30枚の動機カードで構成されており、各カードには様々な動機が記載されています。 さらに、その動機が作用する具体的な状況が4つ書かれており、D&Dのシステムと一緒に使うことで、キャラクター作成がより簡単になります。 尚、カードとして使うには英語のまま読むか、Google翻訳やイラストレーターなどのアプリを使ってカードを作り直す。
Demeanors Card Set
このセットは36枚の態度カードで構成されており、それぞれが典型的な性格タイプを表しています。 各カードには、態度がプラスに働く状況を示す「美徳」、態度の具体的な傾向や裏目に出た場合の状況を示す「悪徳」、そして態度に沿って行動をとった場合の「緊張」が記載されています。これとモチベーションカードセットとDMGのシステムと組み合わせて、キャラクターを作っていきます。
Scarlet Heroes
『スカーレットヒーローズ』は、1対1のプレイをサポートするように作られたRPGで、他のシステムでも使用可能なソロRPG用のランダムテーブルや、野外と都市の冒険システムが含まれています。 繰り返し使えるスケジュールの骨組みである「Adventure Tag」もあり、ソロでの野外や都市の冒険をするのに役立ちます。
Tome of Adventure Desagin
ひたすら1d100のランダムテーブルだけが掲載された、514ページの狂気の本です。 4つの章に別れており、1章は冒険の場所や目的、悪役の目的、2章はモンスターの作成、3章はダンジョン、4章はダンジョン以外の冒険の作成となっており、細部をこれで作っていきます。
物語の土台
今回はキャラクターから作らずに、冒険の舞台から作っていきます、この方法はgeek gamersさんが自身のyoutubeチャンネルで紹介しているやり方で、キャラクターから作るよりも自然でスムーズにできるという利点があります。まずは冒険の舞台で何が起こっているか調べるために、世界を揺るがす大事件から始め、それを中心に構築していきたいと思います。
- 世界を揺るがす大事件（dmg２７p）：発明/技術/発見
- action・thema（Iron sworn）：廃墟・設置された・富
- 自作テーブル：堕ちる・くすんだ・異邦
- tomeの物質トリック 表３ー１０６：液体・他の物質の組み合わせ
- 液体ポーション表３−１６０：紫の・粘性・草の匂い・金属製
組み合わせると、廃墟で発見された堕ちるくすんだ異邦の富・・・ここからどんな鉱石か調べるためにtomeの表をロールすると・・・液体と出てきたのでウーズを連想。堕ちるは精神に作用すると連想。組み合わせると・・・精神に作用する紫色に光る液体が染み出した魔法の鉱物が廃墟のダンジョンで見つかった。というプロットが出てきました。次にダンジョンの来歴を調べます。(gmd p１０１・１０２)
ダンジョンの作成
- 作成者：ヒューマン
- 目的：次元ゲート
- 来歴：元々の作成者は、今もなおその場所を支配している。
- gmd p８９〜で外見・尊ぶもの・関わり深いもの・弱みと弱点
- iron swornのCHARACTER DESCRIPTORと動機カードと態度カード
- 自作の外見のテーブル
- 以上のものを使ってダンジョンの作者を作ります。
次元ゲートを守る魔法使い
触覚は身体的な接触で相手を強制するというもので、初めはチャームなどの魔法でコントロールする心術士かと思いましたが、プレイヤーハンドブックの呪文ページを見てみると石に触れて石を形成する呪文を発見したので石で次元の門を封じこめて、ひとめを欺くためにダンジョンを廃墟に偽装していたことにしました。
- 女 老人 協力的 汚れた服 大きな目
- 公正（秩序）尊厳（善）
- 関わり深いもの：恋と復讐（１０が出たので２回ロール）
- 弱みと秘密：勇敢を取り越して無茶苦茶
- 動機：真実を追求する
- 態度：触覚
- 魔法分野：建築魔法
なぜこの魔法使いは次元ゲートを守っているのか?
誰かが行方不明になる：iron swornのMAJOR PLOT TWISTをロールして、これを考える起点にし物語のプロットにを加えます。
ー次元ゲートを守る魔法使いのプロフィールから考えた出てきたのが・・・次元ゲートを守る魔法使いの一族に、年をとるスピードが急激に速くなり死ぬという呪いが急におそいかかる。一族の出生に関する情報を調べるうちに一族が残した日記を発見し、そこから呪われた次元ゲートを守るソーサラーの一族という事を知り、次元ゲートの洞窟を見つける。そして次元ゲートにいるかぎり年をとるスピードが元に戻ることがわかり、次元のゲートの封印をしようとするが、日記が盗まれる。
関わり深いもの：恋と復讐 日記を盗んだ者に対する復讐という事にしましたが、恋は・・・
- 一緒に次元ゲートを守る恋人が日記を盗んだ者を殺した。
- 日記を盗んだ者に騙せれて、恋をしている。
- 別の者に恋をしている。
という３つを思いつきましたがここでは決めないで進めていこうと思います。
- ヤギの角の悪魔の魔法石：次元ゲートから人里離れた山あいの場所が頭に浮かんだので、歴史を作るためtomeの表４−９５から山の伝説をロールするとルーンストーンのラムとでたので、ラム⇨ヤギの角を持った悪魔で、ヤギの角の悪魔の魔法石という伝説が出ました。
問いに対する答え：次元ゲートを守る魔法使いの一族はヤギの角の悪魔と何らかの関係があり、ヤギの角の悪魔が出てくる次元ゲートを閉じることが次元ゲートを守る魔法使いの呪いを解くものであり、生死を分けるものだから。これで事件の方は、ある程度分かったので、他の部分を作っていきます。
廃墟の周辺の地域の作成
連合ギルドの町
- 政治体制（gmd p１８）：連合制
- 指導者（gmd p２７）：芸術家
- 統治者の状況（gmd p１１２）：統治者は正しく公明正大
- 重要な特徴（gmd p１１２）：：特定の品の交易の中心
- 〜で知られる（gmd p１１２）：強大なギルド
出てきたロールから山麓のドワーフの工芸品の町が頭に思い浮かできたので、それを前提に指導者を作っていきます。
山ドワーフの工芸ギルド長
- 女 中年 珍しい瞳の色 紋章が入った服 白い肌
- 公正（秩序）尊敬（善）
- 関わり深いもの：復讐
- 弱みと秘密：制御不可能な欲望
- 動機：グループを怒らせる
- 態度：共感力
- tomeの悪役ー復讐ー表１ー１９：
- 犯していない罪で投獄された
- 工芸家の指導者
犯していない罪で投獄された：復讐の詳細を知るために、悪役のテーブルですが、善のキャラクターにも使えそうなので使いました。これと復讐とグループを怒らせるを組みあわせて・・・
犯していない罪で投獄された復讐をするために何かを怒らせる：珍しい瞳の色を、投獄された時に、片目を怪我して眼帯をしている事にしました。誰に投獄されたか調べるために、山ドワーフの工芸家が対立しているNPCを作ります。
錬金術師のギルドの長
- 男 中年 目立つ宝飾品
- ラフな 痩せた
- 創造性（混沌）欲望（悪）
- 関わり深いもの：個人的な欲望
- 弱みと秘密：堪えきれない激怒
- 動機：生き残る
- 態度：ストイック
- tomeの悪役ー政治力ー表１ー２６：
- 作業割合を制御する
出てきた結果から思いついたのは、山のハーブから薬を作っている錬金術師のギルドの長で、気が弱く、工芸ギルドが強い権力を持っており、パワーバランスを逆転するために、工芸ギルドの長に犯行の濡れ衣を着せて投獄したという事にしました。
キャラターの作成
ここからキャラクターを二人作っていきます。
まずは態度カードと動機カードを二人分ひき、phb p１６１の珍品奇品とgmd p１４０・１４１の特殊な特徴から一人目の装飾品を作ります。
- 態度カード：熱心者・狂乱
- 動機カード：反逆者・取引の成立
古靴下
- 羅針儀：使用者は１回のアクションでどちらか北かわかる。
- 痛みを伴う：アイテムを使用する際、一瞬の痛みを感じる（この痛みに実害はない）
- 来歴：宗教
山ドワーフの狂信者
古靴下・熱心者・反逆者：ドワーフが好きなのと、回復要員としてマウンテンドワーフのクレリックは入れるつもりだったので、狂信的な侍祭のクレリックを作っていこうと思います。
- マウンテンドワーフ 女 中年
- けばけばしい 不寛容な 上品な 酷い
- 信仰（秩序） 野望（善）
- 特徴：他の信仰に対して不寛容で、他の神の信仰を避難する
- 関わり深いもの：いつの日か異端の烙印を押した腐敗した寺院のお偉方に復讐する。
- 弱み：一旦目標を定めるとそれしか見えない。
- 態度：熱心者
- 動機：反逆者
ここからこのキャラクターを深掘りしていきます。
浮かんできたイメージ：このキャラクターは信仰心が厚い過激なクレリックで、そのせいで寺院を追放されたというイメージが出てきたので、信仰する神をdmg p８９~で、神が祀られている神聖な場所をtomeで作っていきます。
- まずは場所から・・・
- tome-寺院の種類-表４ー３７：チャペル
- tome-地面が神聖な理由-表４ー３８：英雄が勝利した・彫像・渦巻きと模様
- tome-彫像の材料と状態-表３ー７２：ワックス・破壊
- tome-複雑な彫像-表３ー７５：バトルシーン・人とモンスター
- 山の神ということで、渦巻きと組み合わせて、荒々しい嵐の神という事にしました。ワックス・破壊で古い蝋でできた嵐の神の像とヤギの角の悪魔の像が戦っているとしました。これで山ドワーフの狂信者は、嵐の領域のクレリックにします。
嵐の神
- 男 中年 背筋が曲がっている
- 短期な 光沢のある 神経質な
- 判断力が高い 魅力が低い 思慮深さ
- 嵐⇨風の神
- 無制限（混沌）中立（中立）
- 態度：孤独
- ー背筋が曲がった神経質な目が光った孤独な神
山＝寒冷＋古靴下＋ヤギの角の悪魔
この３つを足して、人々がどのように信仰しているか考えていきます。
ー古靴下は寒い山の中で生活する人々が足を守るために靴下を編み始めた事が始まりで、無法者の嵐の神がヤギの角の悪魔を倒し、毛皮から毛糸を作り、靴下の作り方を人々に教えたという伝説があり、この神は何にも縛れず孤独を好み、ヤギの角の悪魔を倒したのは人々を助けたのではなく、ただうるさかったので静かに編み物をしたかっただけだという説がある。
山ドワーフの狂信者キャラクターの性格
- 好きなもの：信仰＝何にも縛られない 神
- 嫌いなもの：制限 寺院の上層部
- なぜ上品なのか？
- なぜ不寛容なのか？
- なぜ、どのようにして、どこで、古靴下を手に入れたのか？
- そして古靴下は何なのか？
- なぜ寺院の上層部に、反逆しているのか？
- この疑問の問いの好きなものと嫌いものを基準に考えていきます。
なぜ上品なのか？
自尊心が高く、感情が高ぶると感情が暴走し竜巻を発生させ災害を招くので感情を抑えているからである。
なぜ不寛容なのか？
嵐の神を崇拝しており、魔法の能力が高い自分は神に認められていると思い込んでおり、嵐の神を信仰しない者や魔法の能力がない者を、人として認めておらずその者に対して関わるのが無駄だと思っているから。
なぜ、どのようにして、どこで、古靴下を手に入れたのか？
古靴下は、寺院で祀られている神聖な物で、古靴下がどこかの場所を示しているのを気付いた山ドワーフが、何かを究明するために無断で持ち出した。
なぜ寺院の上層部に、反逆しているのか？
山ドワーフの信仰心が強すぎるために、上層部にウザがられていると思いつきましたが、対立している上層部のNPCを作ってそこから考えます。
寺院の司祭
- 男 老人 目立つ宝飾品
- 魅力的 禿げた 皺を寄せた
- 中庸（中立） 苦痛（悪）
- 関わり深いもの：家族と高価な品物
- 弱点：惚れっぽい
- 魅力が高い 耐久力が低い
- 態度：策略家
- 動機：忘られた物を発見する
- 寺院の司祭の性格
- 好きなもの：苦痛 策略 バランス
- 嫌いなもの：支配力を失う事
- なぜ苦痛を重んじるのか？
- なぜバランスを重んじるのか？
- なぜ家族と高価な品物と、関わり深いのか？
- なぜ忘られた物を探しているのか？
- この疑問の問いの好きなものと嫌いものを基準に考えていきます。
- なぜ苦痛を重んじるのか？
- 苦痛で支配力を増大させようとしているから。
- なぜバランスを重んじるのか？
- 独自の習慣または考え方があるから。（思いつきませんでした。）
- なぜ家族と高価な品物と、関わり深いのか？
- 家族の後ろ盾で司祭の地位を手に入れたからであり、金の亡者だから。
- なぜ忘られた物を探しているのか？
- 支配力を強めるか、病気を治すためだと思いましたが、わからないので保留します。
山ドワーフがなぜ寺院の上層部に、反逆しているのか？
- 山ドワーフが、司祭の独裁的な支配と私利私欲のために寺院を利用していることに対して、反逆している事はわかったので、次のキャラクターを作っていきます。
狂乱のペテン師
髑髏の印がついた骨のダイス二つ
- 言語：アイテムを身につけていると、１種類の言語を話し、理解することができる。
- もろい：何の影響もないがボロボロに見える
- 来歴：名誉
- 態度カード：狂乱
- 動機カード：取引の成立
- 人間 男 老人
- 強烈 汚れた ホリが深い 首にあざ
- 独立（混沌） 友情（善）
- 特徴：何事に対しても嘘をつく
- 関わり深いもの：よそに子供がいるが、子供は私の事を知らない。
- 弱み：状況が不利になったら保身に走る、そんな自分が嫌でしょうがない。
- 態度：狂乱
- 動機：取引の成立
ここからこのキャラクターを深掘りしていきます。
浮かんできたイメージ：狂乱は常に動き回っており、あまり考えたり考慮したりせずに、本能に従って動くとので、天性のカンのしたがって弱者ではなく強者から金を巻き上げる詐欺師をイメージしました。
狂乱のペテン師の性格
- 好きなもの：自由 友情 家族
- 嫌いなもの：束縛 裏切り 自己保身すること
- なぜ状況が不利になったら保身に走る、そんな自分が嫌のか？
- なぜよそに子供がいるか？
- なぜ何事に対しても嘘をつくのか？
- なぜ首にあざがあるのか？
- なぜ、どのようにして、どこで、髑髏のダイスを手に入れたのか？
- この疑問の問いの好きなものと嫌いものを基準に考えていきます。
- なぜ状況が不利になったら保身に走る、そんな自分が嫌のか？
- 友情と弱みからこのペテン師は、友人と詐欺をしていたが、失敗して友人を見捨てて自分だけ助かったと思いつきました。
- もう少し詳細を加えるために、thema（Iron sworn）をロール：宗教と出てきたので山ドワーフの所属する寺院に詐欺を仕掛けたが、失敗し友人を見捨てて自分だけ助かったと思いつきました。
- なぜよそに子供がいるか？
- 自分の子か他人の子か調べるために、YES/NOオラクル（Iron sworn）を振ります。
- Oddsは50/50でロールすると・・・45 NOということで見捨てた友人の子供を償いとして育てている事にします。
- なぜ何事に対しても嘘をつくのか？
- 天性の詐欺師ということで、騙す事に快感を覚える性格だからという事にしました。
- なぜ、どのようにして、どこで、髑髏のダイスを手に入れたのか？
- 仲間を殺されたのちに、放浪の旅をした時に、アーチフェィと契約したからという事にします。
- なぜ首にあざがあるのか？
- アーチフェイと契約した時にできた事にします。
出てきた物語
Scarlet Heroesのアドベンチャータグには、都市・野外・ダンジョン、何回でも使える各２０個ずつシナリオの説明・ひねりと、各４つの単語が入った敵・アイテム・場所が、短くまとめられた物で、出てきたダンジョンとアドベンチャーの導入を、今まで作ってい入った文脈に合わせて作ります。
偽装された要塞
- アドベンチャータグ（Scarlet Heroes）：複数のレイヤー
- アドベンチャーの導入（gmd p７４）：キャラクター達が大切に思つているNPCのためにいく必要がある。
- 約束（Scarlet Heroes）
- 労働（Iron sworn）
- 防衛する（Iron sworn）
- 思いついたのは、狂信者の山ドワーフと工芸ギルド長を結びつけようと思いました。
- Scarlet Heroesの形容詞と動機のオラクルとIron swornのテーマ・アクションオラクルの結果を組み合わせると・・・防衛する労働の約束
- 現状に不満する事で、利害が一致した狂信者の山ドワーフと工芸ギルド長は、寺院の司祭を糾弾する運動をしていて、一緒に運動していた者が次々と行方不明身になっており、危険を感じた工芸ギルド長が狂信者の山ドワーフと行方不明になったら、助ける事を約束していたことにします。
- ペテン師の失敗し友人を見捨てて自分だけ助かったという出来事を、結びつけて・・・
- 捕まった友人を助けるために、寺院を調査している内に、司祭のアジトを突き止めたペテン師の情報提供で、山ドワーフとアジトに潜入することになる・・・
- それに加えて錬金術師のギルドの長と、寺院の司祭は同盟関係にします。
- という事で、何とか冒険まで辿り着きました、はぁ はぁ（汗）人にわかるように説明するのに、こんなに大変だとはwww。というかわかるのか？？次回はいよいよダンジョンに潜ろうと思います。ありがとうございました！ではでは
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